JLPTを受験したベトナム人のトゥエンさん・ゴックさん・ズンさん

2021年12月に開催された日本語能力検定試験(JLPT)の合格者が発表されました。

その中でN2に合格したトゥエンさんと同期のゴックさん(以前N3合格済み)

後輩のズンさん(以前N2合格済み)にインタビューをしました。

※写真左(ゴックさん)中央(トゥエンさん)右(ズンさん)

■どこで、何の職種に関する実習をしていますか?

全員:卵類を主に取り扱う食品製造会社で惣菜の勉強をしています。

■JLPTを受験しようと思ったきっかけは何ですか?

トゥエンさん:最初はただ、仕事のために日本語の勉強をはじめました。勉強すれば勉強するほど段々皆の言葉が分かるようになりました。そして、皆に褒められて自分が上達しているのに気がついてやる気が出てきました。仕事や自分のスキルアップのためにチャレンジしたいと思いJLPTに挑戦しようと思いました。

ゴックさん:最初は仕事で日本語が必要だと思ったので勉強しました。そして来日して日本のことが好き、日本人のことが好きになりました。ですから、日本人とたくさん話したいとか、日本人の話を理解したいと思うようになりました。その時、もっと日本語の勉強をしよう、JLPTを受験しようと思いました。

ズンさん:日本で暮らしているので、日本語を勉強しなければならないと思った私は、いつの間にか日本語を勉強する事が好きになっていました。ですので、今の自分の日本語レベルを確認したいと思い、JLPTにチャレンジしようと思いました。

■普段、どのくらい日本語の勉強をしていますか?

トゥエンさん:毎日少しずつ勉強していますが、試験の前は1日に2時間以上勉強していました。

ゴックさん:毎日少しずつ勉強しています。

ズンさん:毎日1時間ぐらい勉強しています。

■どのような勉強方法で受験に挑みましたか?

トゥエンさん:毎日教材やアプリを使って、朝にできるだけ単語を覚えるようにしました。そして昼休憩の時間に読解の問題を練習し、夜、文法の勉強をしていました。また一ヶ月に2回、近所の市民センターでの日本語の教室に参加しています。時間がある時は日本語の新聞を読んだり、日本語の歌を聞いたリ、YouTubeで日本人の動画を見たりしています。読解と漢字の練習としてお菓子や薬、調味料や牛乳などの袋や箱に日本語で書かれている内容を見て読めるように、理解できるように勉強しています。生活の中で目に付くものに日本語が書いてあれば、調べなくても読めて理解できるように勉強しています。

ゴックさん:毎日インターネットと日本語アプリを通じて語彙と文法を学び、新聞や雑誌で定期的に読解の練習をしました。

ズンさん:教材やアプリを使って単語、漢字、文法を1日1課ずつ勉強し、受験直前には、読解問題や聴解問題を練習しました。

■今後の目標

トゥエンさん:今N2の資格を持っていて、次の目標は今年の7月に開催予定のJLPT、N1レベルに挑戦する予定です。

ゴックさん:日本語の上達ができるよう、がんばります。

ズンさん:今後の目標は会話を中心にもっと頑張って勉強したいと思っています。